2009年3月14日土曜日

1986年タイガース奮闘の記録

昔のサークルのミニコミ誌なるものを、
古い段ボールから探し当てました。
1986年の阪神タイガースの日々の記録を
 綴ったものがありましたので。。
 せっかくなので、紹介していきます。

1986年タイガースの奮闘の記録
 はじめに・・・

− 昨年のトラ・フィーバー、
   奇跡のの日本一などと云われた。
1985日本チャンピオン。
テレビでも新聞でも「一大社会現象」と騒がれ、
社会面で多くの脚光を浴びました。
週刊誌でも特集が組まれ
“まるごとタイガース”という
文庫本・グラフ・新書など、あなたも
きっと一冊は本棚においてあると思います。
 
しかし、勝ってこそ華!
Number で数回取り上げられただけ、
今年はスコアテーブルやスポーツ紙縮小版は
一つもお目にかかれません。

今シーズンは3位で5割。
昨年の日本一と比べること自体がムリです。
でも、昨年まではAクラスになっただけで
大騒ぎだったんですよ。
そんな1986年のタイガース
シーズン130ゲームを振り返ります。

1986年5月1日木曜日

1986年5月

5月 1日(木) ○ 6−4 ヤクルト戦(甲子園)
ヤクルトに3タテ。5割復帰。
連夜の三発弾(真弓、柏原、北村)、
遠山は勝ち星をあげたいくらいのナイスピッチング。
初勝利は、もうそこ・・・・。

5月 3日(土) ○ 8−5 讀賣戦(後楽園)
今シーズン初の4連勝。
真弓、バース、柏原の猛打賞。
柏原3ゲーム連続弾。ハムから来て良かったね。

5月 4日(日) ● 1−8 讀賣戦(後楽園)
池田がナイスピッチをしていれば・・・と悔やまれる。
しかし、三併殺では策なしか?
明日からまた出直しや!

5月 5日(月) ○ 8−3 讀賣戦(後楽園)
中西、山本の抑えがピシャリ。
バース4号、島田1号。
実に一丸となったゲームやった。

5月 7日(水) ● 1−10 広島戦(甲子園)
話にならん。今年は「さあ行くぞ」というとこで、
カープがストップをかけよる。

5月 8日(木) △ 4−4 広島戦(甲子園)
カープに3本打たれて、追いつくと津田が出て来た。
バース、弘田の三振が痛い。。
なぜ柏原にバントなのか??

5月10日(土) ○ 12−3 ヤクルト戦(長崎)
12点尾圧勝。岡田、真弓、吉竹が猛打賞。
池田が楽々4勝目。

5月11日(日) ○ 5−3 ヤクルト戦(佐世保)
伏兵 吉竹、北村、島田兄が活躍。
それにしてもゲイルは不運!
降りたとたんに北村が決勝打!

5月13日(火) ● 4−8 広島戦(広島)
土壇場で川東がアーチをかけた。
ボクはそれで満足だ!
それより中田はどうなっちょるのや!

5月14日(水) ○ 7−2 広島戦(広島)
遠山は凄い新人や!
木戸の活躍、真弓のだめ押しはでかい。
ただ、バース不振が気がかり。

5月15日(木) ● 2−4 広島戦(広島)
藤原のまずまずの好調、しかしバットの援護なし。
8回の満塁が活かせられなかったのが無念じゃ。

5月16日(金) ● 1−6 中日戦(甲子園)
池田の不調。掛布が復活したものの。
岡田の一発のみ、バースのエラー。不振が痛い。

5月17日(土) ● 6−7 中日戦(甲子園)
川藤の2ランがあったものの、しかけが遅い。
ついに3連敗、貯金シリーズにするはずが。

5月18日(日) ● 3−7 中日戦(甲子園)
3−0で前半優位にゲームを支配したのに、
8回同点に追いつかれ、9回悪夢の満塁打。

5月21日(水) ●4−5 ヤクルト戦(甲子園)
ノーアウト1、2塁を二度も生かせず。
池田の不調でゲームにならんかった。

5月22日(木) ○ 3−2 ヤクルト戦(甲子園)
平田の逆転サヨナラホームランで5連敗ストップ。
ゲイルのまずまずの好投。
バースがやっとヒットだけど打てるようになった。。

5月24日(金) ● 2−3 大洋戦(横浜)
バース5号の一発生かせず。山本和行がサヨナラ負け。

5月25日(土) ○ 7−4 大洋戦(横浜)
バースの満塁を含む2本のホームランで快勝。
昨日の山本に代わり中西がピシャリ。

5月26日(日) ○ 4−0 大洋戦(横浜)
佐野の決勝打。仲田の完封でチームの調子も上がって来た。
打線のつながりはイマイチか。

5月27日(火) ○ 12−4 讀賣戦(甲子園)
岡田、真弓、木戸の3ランで超楽勝。
しかし先発池田のケガが今後の連戦でどう響くか?

5月28日(水) △ 4−4 讀賣戦(甲子園)
ゲイルの来日初ホーマーにびっくり。
初先発の桑田を打ち崩せなかった。
掛布が欠場。。池田も骨折で登録抹消。

5月30日(金) ● 4−5 横浜戦(甲子園)
伊藤が突如として単調なピッチング。
山本の不用意な一球で逆転負けを喫す。

5月30日(金) ○ 15−8 横浜戦(甲子園)
バースの2打席連続ホームラン。
15点も取ってまさしく快勝!
遠山が途中降板ながらも2勝目。
佐藤が初セーブ。なんと平田が猛打賞!!

>>>> 5 月 の ズ バ リ 球 談 <<<<
  5月終って、キッカリいややっとこさ5割!
  6月は梅雨明け宣言早々と本調子になるやら?

1986年4月1日火曜日

1986年4月

4月 4日(金) ● 7−8 大洋戦(横浜)
今年のエール池田がよかったのに、掛布・吉竹の守乱で
全てが決まった。9回、遠藤もびびってやろうけど、
野球がどうこうだという以前のゲーム。

4月 5日(土) ● 2−3 大洋戦(横浜)
中西が打たれてサヨナラ負け。それも平田が6ゴロ。
しかも、ボテボテのゴロ。なんや負けた気がせん。
しかし、昨日 遠藤が打てたのに、今日なぜ打てんのや。

4月 6日(日) ● 3−5 大洋戦(横浜)
鯨倒が得意なはずやのに。なぜか3連敗。
しかし、不運だけですませない部分も多い。
出来る限り、タイガースのゲームを早くしなければ。

4月 8日(火) ● 6−7 ヤクルト戦(神宮)
神宮に移っても、野球が出来ない。しかも、
5日と同じく中西が連続サヨナラ負け。
リリーフ投手2年目のジンクスか?
取れるべき点を取るという姿勢がほしい。


4月 9日(水) ○ 3−0 ヤクルト戦(神宮)
池田の好投でようやく片目があいた。
その中で佐野の好捕は、
チームが一丸となって出るべくして出たもの。


4月10日(木) ● 7−15 ヤクルト戦(神宮)
昨日せっかく勝ったのに。また転けた!
そんなに焦ることもないが。
今日は投守の乱れで負けて当然のゲーム。


4月12日(土) ● 3−6 讀賣戦(甲子園)
ゲイルがメロメロ。あいかわらずの守乱。
後半の3点は水鉄砲!「ええかげんにせい」

4月13日(日) ○ 4−1 讀賣戦(甲子園)
伊藤、島田弟の好投リレーで、やっと両目!
まだまだ一つの勝ちでは何ともいえん。
ただ、今年の連敗。後のゲームに活かさないと。

4月16日(水) ○ 4−1 大洋戦(甲子園)
大洋に一つお返し。池田の好投、
バースの代役柏原が元四番の意地を見せる。
岡田が好調なだけに早くバースの奮起が望まれる。

4月17日(木) ● 1−6 大洋戦(甲子園)
上昇機運に乗るためのステップであろうこの一線。
捕鯨が今年は不漁か?バース早よ一本打てよ!

4月18日(金) ○ 7−0 中日戦(ナゴヤ)
ゲイルが中日を完封 
楽勝万歳!といいたいところだか、
中日相手、広島や讀賣にはもう少し、
性根をいれなけれなるまい。

4月19日(土) ○ 9−5 中日戦(ナゴヤ)
掛布、岡田、バースの揃いぶみ。川藤も3ラン。
ホームランの数だけ見れば超楽勝!
とにかく上へ早くあがれ!

4月20日(日) ○ 9−5 中日戦(ナゴヤ)
中日をクジラのかわりにするのか?
島田兄弟の活躍、中日を3タテしたが・・・
なんと掛布が骨折!ショック。。。

4月23日(水) △ 2−2 広島戦(広島)
掛布が重傷。バースは代打オンリー。
真弓がサードという苦心の策。
池田が好投、北村4安打!勝ちたかった。

4月24日(木) ● 2−5 広島戦(広島)
中日にあれだけ打てたのに、カープが圧勝。
バースが4三振。
掛布が一人欠けただけでこんなに変わるとは・・

4月25日(金) ● 2−3 中日戦(甲子園)
甲子園に帰って来ても元気なし。
島田に若さが出てしまった。
佐野が一矢報いたのが救いか。

4月26日(土) ○ 11−2 中日戦(甲子園)
山本が先発 猛虎打線が大噴火。
岡田3ラン、山脇の満塁打、バース2ラン。
昨年の攻撃野球がやっと出たぞ!

4月27日(日) ● 3−8 中日戦(甲子園)
一勝くらで誇り過ぎた。
3点差で追撃中での中西の起用は早すぎた。
逆にアダとなったか??

4月29日(火) ○ 4−3 ヤクルト戦(甲子園)
池田が完投。佐野、北村の一打で粘りの勝利。
今はとにかく勝つのみに集中せよ!

4月30日(水) ○ 9−3 ヤクルト戦(甲子園)
柏原、バース、佐野の3発逆転ホーマー。
しかし、ゲイルは少し粘りがない。
4月は借金、5月の快進撃を期待したい。

>>>> 4 月 の ズ バ リ 球 談 <<<<
  4月は、池田が3勝1敗。逆になっていたら・・・
  とおもうとゾッとします。
  それにつけても鯨のにくさを!